あけましておめでとうございます。
ども!駒馬工房(こんまこうぼう)です。
ホントは明ける前に投稿するつもりだったのですが、間に合いませんでした。。。(笑)
前回から
さて、前回はデカール貼り付けに加えて破損の修理をしました。。。
その後、なんとか時間を捻り出しつつ引続き作業を進めました。
今回行った工程は、クリアーコート(ほぼ艶消し)、ウォッシング、ドライブラシ、クリアーコート(半光沢)、墨入れ、組立て、です。
前回の製作記事はこちら↓

クリアーコート(ほぼ艶消し)
まずは、ウォッシングを掛けるためのクリアコートを行いました。
ツヤありのままだとそもそも塗料が残らないのと、拭取りの際にデカールが剥がれてしまいます。そういうわけでコーティングするわけです。
スーパークリアー半光沢(Mr. COLOR 181)とスーパークリアーⅢ UVカット(Mr.COLORGX 113 UVCut)を混合したものを使用しました。
艶消しだと汚しがかかりすぎると思ったものの、デカールを保護するためにUVカットを使用したいと思ったので、混ぜました。
半ツヤにはUVカットのやつがないんですよ、確か。

紫外線のせいで長い時間経つと色落ちするんですよね。
ということで、表面の感じは半光沢と艶消しの間くらいといったところでしょうか。
表面がマットになっただけですが、雰囲気が結構変わるので面白いです。
ツヤがあった頃 / コート後
う~む、画像では分かりにくい。
とにかく、前回のツルツルだったことによる悲劇は起きにくくなりました。(笑)
ウォッシングやっていく
ここでは特にアクシデントに見舞われることもなく作業を終えることが出来たので、ウォッシングに移っていきます。
使用したのはMr. ウェザリングカラー マルチグレー。
ひたすら全ての部品に対して、平筆で塗付けては半乾きにして溶剤で拭取る、を繰り返します。

写真は撮り忘れました。。。
無念。

ドライブラシやっていく
続いて、ドライブラシをやっていきます。
こちらはエナメル塗料で行います。
先ほどのウェザリングカラーはどうやら少しラッカー系の塗膜に染込む(?)ようでして、一旦乾ききるとどんなに頑張って拭取ってもほんのり残るようです。まあ今回はドロドロに汚すのではなく、全体の色に統一感が出るように…くらいのつもりなのでそれで好都合です。
対して、エナメル塗料は結構キレイに拭取れるので、失敗してエナメル溶剤で拭取ってもウェザリングカラーのウォッシングは残ったまま、ドライブラシのみやり直せるという訳です。多分。
使用したのは、TAMIYA COLOR ENAMEL PAINT ゴールドリーフ(X-12)とダークグレイ(XF-24)です。
ゴールドはシールドやショルダーアーマー、関節周辺など特に擦れそうな部分に使用しました。肘や膝には特殊なラバー的な材質が使用されているという想定でグレーを使用しました。


クリアコート(半光沢)
ラストのクリアコートです。
コートする回数多いですよねぇ。。。段取りが良くないんですかね。
もう少し考えて工程を組めば減らせたかも??次回作以降はまた考えます。
今回はスーパークリアー半光沢(Mr. COLOR 181)のみでいきます!
さっき比較対象を撮り忘れているので、違いが分かんないということで、画像は割愛です(笑)
墨入れやっていく(+コンセプト(笑)について)
ついにここまで来ました!
墨入れを行います。
Mr. ウェザリングカラー フィルタ・リキッド シェードブルーを使用しています。
正直、ウォッシングした時点で溝にグレーが残っているので、若干墨入れ済みのようなものな上に、「え、墨入れ青なん?」て感じですが、コンセプトがありまして。
ズバリ、今回のコンセプトは、強いて名付けるなら「MS-06F ZAKUⅡ 運用判定実験機」です。ザクⅡをC型からF型へと対核装備を取除くなどの改修を施した際に、不具合等が生じていないかどうか、本機を使用して実戦に近い環境での確認試験を行った…という設定です。
機体色をグレートーンにしたのですがこれは、
ジオン公国軍は戦局を有利に進めるため、新型ザクを短期間に量産し戦線に配備しようとしており、秘密裏に運用判定試験を行うに際して、
地球連邦軍に発見されることを少しでも防ぐ必要があり、宇宙空間で隠密性が高いであろう彩度の低いカラーリング、ミノフスキー粒子散布範囲から万一出たとしてもレーダーなどに映らない一般機(緑)に使用するには向かない高価な特殊塗料を用いた…
ということで。
嘘です。全てカラーリング、デカール貼りを経たことによる、私の後付け設定です。。。
まあ、少なくとも途中からはそういうことにして作ってます。
要するに、今回は一年戦争を通して戦い抜いた名機としてのザクではなく、最新技術の粋を集めて造られた最新鋭兵器としてのザクを表現しようじゃないか、という訳なんです。
そこで、
ドライブラシは普通ならシルバー系ですることが多いと思いますが、あえてゴールドを使用して特殊金属感を醸そうとしてみたり、墨入れを青にしてみてたりする訳です。
角にゴールドの擦れて剥げた跡みたいなのがあるのは分かりやすいと思います。
モールドがブルーになってるのは画像では分かりにくいかもしれません。
墨入れを青にしてみたのは、金属のパネルの合わせ目とか隙間から青い光が漏れ出してる。。。みたいなの、こう、なんというかSF的な未来感がありません??
クリアーパーツ
装甲パーツに気を取られて、クリアーパーツはランナーに付いたままで完全に忘れていました。。。
まあ、当面必要なのはモノアイ(頭部カメラ)とモノアイシールドだけですし物の数ではないので、チャチャッとコンパウンドで磨いてみたりして、モノアイはクリアーグリーン(Mr.COLORGX 104 GXクリアグリーン)で塗装して、準備完了です。

鎧袖一触とはこのことか!(笑)
円柱状のクリアーパーツの側面に細切りのアルミテープを巻き付けることで、それっぽく仕上がっております。
本体完成!!
ということで、本体を組むのに必要なものが全て揃ったので、かなり初めの方に用意していた動力パイプの金属パーツも瞬接を駆使しつつ取付けて、本体は完成です!!
武器はまだほぼ手を付けないままほったらかしですが、次回やりますので。
ちょっと画像が少なかったので、ここまで読んでくださった親切な方はもうお疲れかもしれません。。。
さて、それではお待たせしました。完成した機体をご覧に入れましょう。。。


いかがでしょうか?
結構いい感じに仕上がったと思っております。(自画自賛定期)
次回は武器も含めての完成回としたいと思っております。。。
さてさて、こんな最後の最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございます!!
そんな素敵な貴方には、きっと良いことがあることでしょう。。。ではまた!
次回の製作記事はこちら↓
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